夏らしいイベントのニュースなんかも連日のように報じられるようになり、いよいよ2011年の夏は佳境を迎えようとしています。そんななか都内を歩いていると、いかにも就活生らしき方が汗だくになりながらリクルートスーツを着込んでいる姿を何人も見ました。
今年は国をあげての節電が叫ばれているとあって、どこの企業や合同就職面接会などでもクールビズスタイルでの参加を呼びかけているようです。が、だからといって軽装で参加する人は少なく、実際はきちんとスーツを着て参加する人が多いのだとか。
それもそのはず。各企業の人事が書いているブログをいくつか見ましたが、クールビズスタイルでの参加を推奨しながらも、そこには「相手に不快にさせない服装で」「TPOを踏まえてください」なんて付け加えられています。実際にノーネクタイで参加して、それが理由で不採用になってしまったら……。そんなことを考えると、暑いのぐらい我慢してしっかりスーツを着込むほうを選択してしまうのかもしれません。
ちょっと前のエントリーでも書きましたが、やはり就職活動中の服装って大事。一般的なリクルートスーツでも問題はないのでしょうが、服装のことで疑心暗鬼になるぐらいなら、ぜひオーダースーツを選択してほしいと思いました。真夏の暑い時期でも快適に過ごせる仕立てやスタイリングも提案可能ですし、こういう状況だからこそ、他者に差をつけるポイントにもなったりします。なにより、着ている自分に自信がもてるようになるのが、大きいでしょう。
スーツというのは就職活動中だけでなく社会に出てからも毎日のように着るものです。いかにも就活生なスタイルではなく、すぐに社会に溶け込んでも問題ないような着こなしを決めて、この厳しい夏の就職戦線を乗り切ってください。