- ネクタイはどうやって収納するのが正しい?
- たまにしか使わないネクタイはどう収納すればいい?
- ネクタイを長持ちさせるお手入れのコツは?
1日使ったネクタイは、きれいに見えても汗が染みこんだり皮脂がついたりしており、そのまま畳んで収納するとシミやにおいの原因になってしまいます。
ネクタイを毎回クリーニングに出すのは面倒ですし、お金もかかりますよね。目立つ汚れがない場合には自宅で簡単にメンテナンスが可能です。また、収納方法に気を付けることでネクタイのシワや型崩れを防ぐこともできます。
ネクタイの正しいお手入れ方法や収納方法を身に付け、ネクタイを長持ちさせましょう。
ネクタイの色柄などの選び方や着こなしについては≫ネクタイの使い方についてで紹介しております。ぜひそちらもあわせてご覧ください。
ネクタイの使いやすさは収納方法で変わる
ネクタイを収納するときは使用頻度に合わせて収納方法を考えることが大切です。
使用頻度の高いネクタイは、見つけやすく取り出しやすい収納、特別な日にしか付けないネクタイは引き出しの中に収納すると、混ざることもなくネクタイ選びが楽になります。
毎日使うネクタイは色柄が一目でわかるように収納
ネクタイを収納するときのポイントは一目で自分がどんなネクタイを持っているかわかることです。ネクタイを重ねたり小さくたたんでしまうと柄が見えず選びにくくなってしまいます。
ネクタイの柄が見えるように収納しておくと、毎日のネクタイ選びはもちろんですが、新しくネクタイを買いに行ったときに自分が持っているネクタイを思い出すのにも役立ちます。
たまにしか使わないネクタイも、重ねてしまうのではなくできるだけ柄が見えるようにして収納しましょう。
収納&取り出しのステップを簡単にする
毎日使うネクタイを毎回畳んだりしまったりするのは面倒ですよね。最初はきれいに収納していても、毎日同じことを繰り返しているとしまうのが面倒になり、ソファーの背にかけたりテーブルに置いたりと乱雑になりがちです。
ネクタイの収納は見た目も大切ですが、収納のしやすさや取り出しやすさにも気を付けましょう。
広い棚など収納できるスペースが多い場合は、ネクタイを半分に折って並べておくとしわになりにくく、片付ける&取り出すの動作も簡単です。
収納スペースが少ない人は、ネクタイを丸めてプラスチックケースに並べて棚の上に置く方法や、ハンガーやクローゼットのポールにかけて収納するとスペースを有効に使うことができます。
毎日ネクタイを使う人にはハンガー収納がおすすめ
ネクタイを毎日使う場合は、ハンガーにかけてスーツの近くにつるしておくと選びやすく、出し入れしやすくなります。また、風を通すことでネクタイが乾燥した状態に保つ効果もあるのです。
ネクタイの本数が少ない場合は普通のハンガーにかけてもいいのですが、洋服用のハンガーにかけるのは3本程度が限界で、それ以上になるとバランスが崩れて落ちやすくなります。
ネクタイを複数かけておけるネクタイ専用のハンガーがあるので、ネクタイの本数が多い場合や普通のハンガーより省スペースで収納したい場合にはぜひ活用してみてください。
ネクタイ用のハンガーにはたくさんのネクタイを収納することができますが、隙間なくネクタイをかけてしまうと取り出しにくくなります。
ハンガーの半分程度を目安にした方が出し入れしやすく、見た目もすっきりするのでおすすめです。
ネクタイの数が多い場合は丸めて並べる
持っているネクタイの数が多い場合は、すべてをハンガーにかけてしまうとハンガーだらけでごちゃついてしまいますし、ほこりがつきやすくなってしまいます。
使用頻度が低いネクタイがある場合や季節ごとにネクタイを入れ替えている場合などは、毎日使うネクタイ以外はかさばらないように丸めて収納しておきましょう。
丸めることで小さくたたむよりダメージを抑えることができ、色や柄も見やすくなります。
ネクタイは小剣(細い方)から丸めていきましょう。丸め方は、きつく引っ張りながら巻くのではなくゆるめに巻いてください。
丸め終わったネクタイは、大剣が上に出るように並べます。引き出しに入れるときは詰め込むのではなくふっくらとした形が崩れないよう、余裕をもって並べます。
ネクタイは毎日の手入れも大切
1日使ったネクタイは、目に見えなくてもほこりなどが付着しています。毎回洗濯する必要はありませんが、一度使ったネクタイはしっかりケアしてあげましょう。
ネクタイを外したら、洋服用のブラシで全体をブラッシングしていきます。ネクタイの中央から大剣、小剣に向かってそれぞれブラッシングを行ってください。
ブラッシングが終わったらハンガーにかけ風通しのいい場所で1日乾かします。多少のシワはネクタイの重みで解消されるので毎日アイロンがけする必要はありません。
ネクタイを洗濯するときは必ず手洗いで!
絹のネクタイは自宅で洗濯できませんが、綿や麻など素材によっては自宅で洗濯できるネクタイもあります。ただし、洗濯機で洗ってしまうとネクタイが型崩れするので、必ず手洗いしてください。
ネクタイは、人肌程度のぬるま湯に中性洗剤を溶かして押し洗いします。もんだりこすったりするとネクタイが傷む原因になるので、優しく洗いましょう。
すすぎも押し洗いの要領で行い、洗い終わったら乾いたタオルで挟んで水分を取り除きます。
ネクタイを自宅で洗濯する方法にはネクタイの洗い方についてでくわしい手順を解説しております。ぜひそちらもあわせてご覧ください。
ネクタイの収納に関するQ&A
- ネクタイを上手に収納するにはどんなことに気を付ければいい?
-
ネクタイを収納するときのポイントは、持っているネクタイの色柄が一目でわかることと、ネクタイが傷まないようにすることの2点です。
毎日使用する場合はハンガーにかけておけば自然に風が通りますし、出し入れの手間を省くことができます。引き出しなどにしまう場合も1日ハンガーにかけてしっかり乾燥させてから、重ねずに並べて収納しましょう。
- ネクタイの収納場所でおすすめなのはどこ?
-
ネクタイはデリケートな素材のものが多いので、風通しがよく直射日光の当たらない場所に保管しましょう。使用頻度の高いネクタイはハンガーにつるしてクローゼットなどに、使用頻度の低いネクタイはゆるく丸めるか平置きの状態で引き出しに並べておきます。
ネクタイは収納や普段の手入れで長持ちさせることが可能
ネクタイはデリケートな素材のものが多いため、雑に扱ってしまうとシワや汚れが取れなくなってしまいます。1日使ったネクタイには目に見えない汚れがついているのでしっかりケアしてあげましょう。
正しい収納や手入れをすることで、ネクタイを綺麗な状態で長持ちさせることができます。使用頻度の高いネクタイは風の通りもよく、取り出しやすいハンガー収納がおすすめです。
- 使用頻度の多いネクタイはハンガーにかけて収納すると使いやすい
- たまにしか使わないネクタイは丸めて引き出しに収納する
- ネクタイを長持ちさせるには使った後のケアが大切
ネクタイはビジネスマンにとって毎日使うアイテムですが、クリーニングを頻繁に行うものではありません。毎日ブラッシングしたり風を通したりすることで、きれいな状態を保つことができます。
ネクタイの選び方などの着こなしについては≫ネクタイの使い方についてで紹介しておりますので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。