こんにちは、店長の前田です!
(。・ω・)ノ゙ コンニチハ
はい。本日は昨日の予告どおり
イギリス毛織物の特性についてまとめていきます。
ヨロシク<(_ _*)X(*_ _)>ヨロシク
一般的にイギリスで製造される生地の多くは、
2本の単糸(たんし)をより合わせた
双糸(そうし)と呼ばれる糸を使用して織られています。
双糸は単糸に比べて糸の太さも倍ですし、
織った際に【コシ、ハリ】が出て、
目付けもしっかりとしているんですね。
ン?(〟-_・)メツケ?
えっと、ちょっと話がそれますが……、
ここで「目付け」について説明しますね。
目付けとは、単位面積あたりの重さのことなんですが、
まぁ、わかりやすく言えば繊維の密度のことで、
生地の品質表示などでは、
1平方メートルあたりの重さがグラムで表記されています。
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
たとえば、
細い糸を使っているのに目付けが大きければ、
それは多くの糸を編みこんでいるということで、
生地の肌触りが良くなり、見た目にも高級感が出ます。
逆に同じように細い糸を使っても
目付けが少なければ、質感は落ち、
生地の品質は悪くなっていく傾向にあります。
ただし、
目付けだけで生地の品質が決まるわけではないので、
生地の良し悪しを判断するならば、
使われている糸の太さと目付け量を
照らし合わせて吟味するのが正解でしょう。
パチッ☆-(^ー’*)bナルホド
えー、
ここで話を本題に戻しますね。
もう一度説明すると、
イギリス製生地の多くは縦横とも双糸で織られ、
そのため目付けがしっかりとしており、
耐久性があってシワにもなりにくく、
たとえシワがよってもすぐに回復する特性があります。
また、肌触りはどちらかというと硬く、
この生地でスーツを仕立てたとすると
やや重たい印象の出来栄えになるのですねぇ。
ヾ(´▽`*)ゝハイッ!
……そうそう、
イギリス製生地にある独特の風合いは、
生地を織るときに使う織機の影響も、
多少ならずあったりするのですが、
それはまた長くなりそうなので、次回に続きます。
ペコリ(o_ _)o))