- ネクタイはどのくらい使ったら寿命になる?
- 寿命がきたネクタイを見分けるポイントは?
- ネクタイの寿命を伸ばす方法が知りたい!
ネクタイのように毎日使うアイテムは、自分では寿命がきたことに気付きにくいものです。身だしなみに気を付けているつもりでも、くたびれたネクタイを着けていると相手に「だらしない人」という印象を与えてしまうことがあります。
ネクタイはサイズが変わって着用できなくなるということがないため、どれくらい使ったら買い替えるタイミングなのか分からないという人もいるでしょう。
ネクタイの寿命は使用頻度によって違いがありますが、お手入れの仕方によっても変わってきます。今回は、ネクタイの寿命の目安と長持ちさせるコツについて解説していきます。
使用頻度の高いネクタイは、大切に使っていても日々ダメージが蓄積していくものです。新品と比べると毛羽立ちや細かいしわが出てくるので、ネクタイの寿命を見極めて適切なタイミングで買い替えを行ってください。
ネクタイの色柄などの選び方については≫ネクタイの使い方についてで紹介しておりますので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。
ネクタイには寿命があると知っておこう
ネクタイは布でできているので、着用による摩擦や洗濯などの刺激で毛羽立ちやほつれなどのダメージが出てきます。
ネクタイは毎回洗うものではないため下着などと比べると傷みにくいアイテムですが「何年使ったら買い替えのタイミングなのか」という寿命の目安を覚えておきましょう。
大切に使えばネクタイの寿命は10年以上
ネクタイの寿命がどのくらいかは使用頻度や扱い方ににもよります。複数のネクタイでローテンションを行い、しっかりメンテナンスを行えば10年以上長持ちしてくれることも!
ただし、ネクタイの寿命を過信しすぎるのは禁物です。
価格帯の低いネクタイと高級ブランドのネクタイでは品質にも差があるので、一般的にはネクタイの寿命は3~5年くらいを目安に考えた方がいいかと思います。
少ない本数をローテンションし、同じネクタイを週に2回以上使うという人はさらにネクタイの寿命が短くなりますし、外に出る機会が多い人も生地が日焼けしやすく寿命が短くなってしまうでしょう。
逆に、結婚式などのイベントごとでしか使用しないネクタイは、日常使いしていないネクタイよりも寿命が長く、お手入れや収納に気を付ければ10年以上使用することが可能です。
ネクタイには生地の状態以外にもデザインの寿命というものがあります。
若い人と年齢を重ねた人では似合うデザインが違いますし、時代によって流行のデザインというものがあるので、生地の状態と合わせてデザインを見直すことも大切です。
ネクタイの寿命を見極める2つのポイント
ネクタイの寿命を見極めるポイントは「ネクタイの状態」と「ネクタイのデザイン」の2つです。
《ネクタイの状態による寿命》
- 汚れや変色がある
- 生地の表面が毛羽立っている
- 細かいしわがある
- 生地がすり切れている
- 糸がほつれている
《ネクタイのデザインによる寿命》
- スーツを買い換えたら合わせにくくなった
- 就活などで着用しその後着用していない
- 似たようなデザインを売り場で見かけなくなった
デザインが古くなったら即寿命というわけではありませんが、古いデザインや年齢に合わないネクタイは自然と使用しなくなっていくものです。使用頻度が減ったときはネクタイの寿命だと考えるといいでしょう。
スーツやシャツを買い直すタイミングで、手持ちのネクタイの柄を見直すという方法もあります。
ネクタイの状態については毎日使っていると変化に気づきにくいので、ネクタイをクリーニングに出す前に確認するくせを付けておくといいかもしれません。
日々のメンテナンスでネクタイの寿命を伸ばすことができる
ネクタイの寿命はしっかり手入れをしてから収納することで伸ばすことができます。
逆に、使用したネクタイを何のメンテナンスもせずにしまい込むと、ネクタイの寿命を縮めることになってしまうので注意してください。
1日着用したネクタイは、何の汚れもついてないように見えても汗や皮脂がついてしまっています。ネクタイを収納する前には、洋服用のブラシで表面の汚れを取りしっかりと乾燥させてください。
ネクタイは手入れだけでなく、収納方法でも寿命が変わります。収納するときに小さくたたんでしまうと通気性が悪くカビの原因になりますし、たたみじわの原因にもなるので気を付けましょう。
使用頻度が高いネクタイはハンガーにかけて収納することで、乾いた状態を保つことができ、さらにしわを防ぐこともできます。
ネクタイの寿命を伸ばすお手入れの方法や収納についてはネクタイの収納方法についてで詳しく紹介しております。ぜひそちらもあわせてご覧ください。
ネクタイの寿命に関するQ&A
- ネクタイがすり切れたりほつれたりしたときは自分で修理できますか?
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ネクタイは布を折りたたんだ単純な形に見えますが、実際は斜めに裁断した布を組み合わせたり、内側に芯地を貼ったりと複雑な作りになっており、素人が修理するのは難しいです。
ネクタイの状態によっては、寿命だとあきらめて買い直した方がいいでしょう。
気に入っているネクタイで、どうしても捨てたくないという場合はネクタイの補修やリペアを行っているメーカーや店舗に修理をお願いしてください。
- 寿命がきたネクタイはどうやって捨てればいいですか?
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ネクタイは芯地も含め布でできているので、通常は「燃えるゴミ」で大丈夫です。
ただし、自治体によっては「古布」として回収している地域や長い紐類は指定の長さに切ってから捨てる地域もあるので、住んでいる自治体の分別方法を確認してください。
ネクタイは寿命に気を付けながら使おう!
ネクタイには寿命があり、寿命が過ぎたネクタイを付けているとだらしない印象になってしまいます。ネクタイが寿命だと感じたら買い替える決断も大切です。
ネクタイは使用後にしっかりメンテナンスすることで寿命を伸ばすことができるので、1日着用したネクタイはしっかりお手入れする癖をつけましょう。
毎日ブラッシングすることで、ほつれやすり切れなどのネクタイの状態を確認することもできます。
- ネクタイによっては10年以上長持ちするものもあるが通常は3~5年が寿命
- ネクタイの寿命は生地の状態とデザインで見極める
- 使用後のお手入れと収納の工夫でネクタイの寿命を伸ばすことができる
スーツやシャツの身だしなみも大切ですが、ネクタイは目につきやすいアイテムなので自分が思う以上に相手に見られている可能性があります。
くたびれたネクタイをしていると、全体的にだらしない印象になってしまうので寿命には気を付けてください。ネクタイをクリーニングに出すタイミングや、衣替えのときなどには意識してネクタイの状態をチェックしてみましょう。
ネクタイの色柄などの選び方については≫ネクタイの使い方についてで紹介しております。ぜひそちらもあわせてご覧ください。