こんにちは、店長の前田です!
(* ̄O ̄)ノ コンニチハ
はい。
「スーツのメンテナンス事典」
第16回目をお送りします。
本日のメンテナンス法は
雨に濡れたスーツの対象法。
簡単にできて効果が高いものですので、
ぜひとも覚えておいてください。
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スーツのメンテナンス 16
「雨に濡れたスーツの的確な対処法」
出先で不意に雨に降られたり、
傘をさすのもままならないような強い雨で
スーツを濡らしてしまうことは、
どうしても避けられないもの。
しかし、
オーダースーツにとって
雨に濡れることはあまりいいことではありません。
そのまま放置してしまうと、
型崩れやシワの原因になるだけでなく、
カビが発生する危険性もあります。
そこで重要になってくるのが、
濡れたスーツのメンテナンスです。
<ジャケットの対処>
ジャケットの表面の水分は、
タオルなどで軽く叩くようにして取ります。
このとき、強く擦ったりしないよう注意。
表面に続けて裏地のケアも忘れてはいけません。
厚めのハンガーにバスタオルを着せるようにかけ、
その上にジャケットをかぶせて裏地の水分を取ります。
そのまま風通しのよい場所で乾燥させ、
手で生地のシワを軽くのばしたのちに
アイロンでプレスを行えばメンテ完了です。
(プレス方法はメンテナンス09を参照)
<パンツの対処>
パンツもジャケットと同様に
タオルで表面の水分を取っていきます。
もし裾部分に泥はねがあった場合、
濡れているうちに無理に擦って落とすのはダメ!
泥はねに関しては、
乾いてからブラッシングで対処するのが無難です。
その後、裾を下にするようにして
ハンガーに吊るして自然乾燥させ、
ジャケットと同様にプレスを行えばOKです。
(プレス方法はメンテナンス10を参照)
プレス後は裾を上にしてハンガーに吊るし、
生地のハリを完全に取り戻しましょう。
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とくにこれからやってくる梅雨や夏の豪雨など、
雨の危険性が高まる時期に有効なのが
今回紹介したメンテナンス法です。
スーツが濡れることは
できれば避けられればいいのですが、
もし濡れてしまっても早めの対処ができれば大丈夫。
しっかりケアを行って
大事なスーツを長持ちさせてくださいね!
オッケー☆⌒c(*゚ー゚*)