こんにちは、店長の前田です!
(* ̄O ̄)ノ コンニチハ
それでは、
「スーツのメンテナンス事典」
第99回目をお送りします。
いよいよメンテナンス事典も
連載100回が目前に迫りました。
ここであらためて、
スーツのメンテナンスとはなんのために
行うものなのかを考えてみたいと思います。
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スーツのメンテナンス 99
「スーツメンテを行う理由」
“メンテナンス”というと
どこか大それたことに思えますが、
簡単にいえば
スーツのお手入れや保管法のことです。
スーツのような衣服は、
空気中のホコリや人間のかく汗、
さらには着用時の摩擦などが原因で
徐々に生地が劣化していきます。
だいたい週1回程度の着用であれば、
購入してから10年ぐらいの月日がたったころには
着ることができなくなるのが普通です。
ただし、
それはあくまできちんと
お手入れや保管ができていた場合のこと。
スーツのメンテナンス01で解説したような
ブラッシングなどをはじめ
メンテナンスの基本を実行しなければ、
わずか数年で寿命を迎えてしまう、なんてことも……。
私どもが取り扱うようなオーダースーツは、
とくに生地がデリケートにできていますし、
なにより高価なものですから、
少しでも長く愛用していただくのが、
着用者にとっても私たちにとっても望ましいわけです。
そのために必要なのが、
スーツのメンテナンスの”いろは”なのです。
簡単に実行できるものから
少し知識や技術の必要なものまでさまざまありますが、
自分のできる範囲でいいですので、
まるでスーツを我が子として愛でるかのように
日々のメンテナンスを行ってください!
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さあ、次回はいよいよ連載100回。
とくに特別な催しは考えていませんが、
より充実したメンテナンス事典になるよう
ますます精進していきますので、
ご愛読よろしくお願いいたします!