- 50代がカフスボタンのブランドを選ぶときのおすすめを教えてほしい!
- 50代へのプレゼントに最適なカフスボタンの選び方や注意点を教えて!
- 50代のカフスボタンを低予算で選ぶときはなにがおすすめか教えてほしい!
スーツや礼服を着用するときに、寂しくなりがちな袖をお洒落でエレガントに引き立ててくれるカフスボタン。
会社での立場や上司の目が気になる若い世代の場合、ビジネスシーンでカフスボタンを付けるのはハードルが高いかもしれませんが、落ち着いた50代なら普段使いにも最適なアイテムです。
とは言え、お洒落に見えるからという理由だけで歳不相応なデザインやブランドのカフスボタンを付けてしまうと、スマートどころか逆に眉をひそめられてしまう恐れもあります。
この記事では、50代向けにカフスボタンのブランドやデザインの選び方と注意点を詳しく解説します。
カフスボタンを付けてみたいけど、何を購入すれば良いのか悩んでいる人や贈答用に購入を検討している方は、ぜひ参考に役立ててください。
カフスボタンの付け方や種類など、基本的な項目について詳しく解説した記事もおすすめとなっています。
50代向けのカフスボタンやおすすめブランドを選ぶ前に基本を確認しておこう!
50代にぴったりなカフスボタンを選ぶ前に、カフスボタンの役割や選び方など基本をしっかり確認しておきましょう。
付け方やシャツの種類によってはカフスボタンの取り付けが出来ないことを知っておかないと、せっかく購入しても無駄になってしまう恐れがあります。
カフスボタンの役割と意味
そもそもカフスボタンとは何のために付けるのでしょうか。
カフスボタンの役割と意味は以下の通りです。
- ボタンの代わりに袖を留める役割を果たす小物
- 基本的には”装飾品”なので袖を飾るためのお洒落アイテム
- 例外的にフォーマルな場では付けることが正装とされる場合もある
カフスボタンは本来付けても付けなくても良い装飾品なので、仕事に関係ない物は認めないという職場なら装着を避けた方が良いかもしれません。
逆に、結婚式やパーティーなどドレスコードが決まっている場でタキシードや燕尾服を着用するときは、なるべくカフスボタンを付けた方が良いとなるので注意しましょう。
カフスボタンの選び方と付け方
カフスボタンの付け方は、通常のボタンとは異なります。
袖の合わせ方と装飾の向きに注意して、正しく袖を留めるようにしましょう。
また、カフスボタンは1つの袖に2つの穴(ボタンホール)が無いと装着できません。
特に普段使いを考えている場合は、せっかくカフスボタンを購入したのにシャツの袖にボタンホールが1つしか無くて装着できない・・・とならないように注意してください。
カフスボタンを選ぶときは、スウィブル型と呼ばれるタイプが一般的で最も取り付けが簡単でおすすめです。
デザインやブランドも、基本的には自分の好みを優先して選んでも問題はありませんが、年齢や用途を意識して選んだ方がよりスマートな印象となります。
少し前置きが長くなってしまいましたが、50代におすすめのブランドやデザインについて詳しく解説していきます。
50代におすすめなカフスボタンとは?ブランドやデザインの選び方!
エレガントでお洒落な印象を演出してくれるカフスボタンは、一般的に社会的地位が高くなる50代との相性は抜群です。
50代は管理職や経営者などが多く、ビジネスシーンにおける服装の自由度が若い年代に比べて高く、カフスボタンを普段使いしやすい年代だと言えるでしょう。
そんな50代には、「重厚さ」や「高級感」のあるデザインやブランドがおすすめです。
50代のカフスボタンはシンプル且つ重厚なデザインを選ぼう
50代におすすめのカフスボタンは、シンプルなデザインで尚且つ安っぽく見えない物を選ぶのがおすすめです。
アクセサリーと同じようにカフスボタンも装飾品なので、凝ったデザインの商品も数多くありますが、さりげなく付けて大人の余裕を演出した方がスマートに見えます。
形状は定番のスクウェア(四角)やサークル(丸)にしつつ、ゴールドやシルバーの台座に白や黒の装飾というシンプルでフォーマルな場で着用しても違和感のないカフスボタンがおすすめ。
特にゴールドは若い年代だと嫌味に思われたり派手すぎる印象を与えがちですが、落ち着いた50代なら逆に重厚さや威厳を演出してくれます。
50代のカフスボタンはブランドにもこだわりたい
カフスボタンは値段やデザインが多種多様ですが、50代ともなればブランドにはある程度こだわりたいところです。
もちろん、お気に入りのブランドがあるなら好みを優先しても問題ありませんが、50代におすすめなブランドをいくつか紹介するので購入時の参考に役立ててみてください。
50代におすすめしたいカフスボタンのブランド①バーバリー(Burberry)
言わずと知れた高級ブランドの”バーバリー”ですが、カフスボタンも40代や50代を中心に人気となっています。
定番のバーバリーチェック柄からシンプルなシルバータイプまで、フォーマル・普段使いと各シーンに合わせたデザインを選ぶことが可能。
価格帯も2万円~3万円台が中心で、有名ブランドながら極端に高額とならないラインナップも魅力です。
50代におすすめしたいカフスボタンのブランド②ダンヒル(Dunhill)
男性向けの高級衣料ブランドとして有名なダンヒルもカフスボタンを取り扱っています。
イギリスらしい、男性的な印象のデザインが多くシンプルながらも袖で存在感を放つカフスボタンが特徴的。
平均価格は3万円台~と高めですが、威厳や高級感にこだわりたい方には特におすすめです。
50代におすすめしたいカフスボタンのブランド③モンブラン(Montblanc)
世界中を魅了した万年筆「マイスターシュテック」で知られるスイスの筆記具ブランド”モンブラン”ですが、実はカフスボタンの製造・販売にも力を入れています。
重厚でフォーマルな場に最適なデザインも多く、”本物志向”でオリジナリティを求める方におすすめです。
平均でも7万円~8万円前後と、値段は張りますが50代が着る高級スーツの袖を飾るにふさわしいブランドの1つだと言えるでしょう。
50代にカフスボタンをプレゼント!ブランドよりも渡し方が重要
50代の男性にカフスボタンをプレゼントするために購入を検討する場合は、予算などが決まっていて前述のような高級ブランドは厳しいケースもあると思います。
予算に余裕があるなら、前項で紹介したブランドなどを参考にプレゼントを選ぶのも良いですが、予算が少ないときは無理をせずに渡し方や選び方で工夫して喜んでもらえるカフスボタンを選びましょう。
50代へのプレゼントを低予算で探すときは、ブランドよりも「使うシーン」と「渡し方」にこだわるのがポイントです。
用途や目的を明確にすると選びやすい
前述した通りカフスボタンを使える機会が結婚式などに限定されがちな若い世代と違い、50代の場合は”普段使い”や”フォーマル用”などさまざまな用途や目的で付け替えることが出来るため、相手が持っていない物を贈ってあげると喜ばれます。
【普段使い用】50代にカフスボタンをプレゼントするときのポイント
- 外見や職種など贈る相手のイメージでデザインを決める
- 色やデザインは自由に選べるので少し遊び心やおしゃれ感のあるカフスボタンも◎
- 好んで着用するスーツやネクタイとの相性も考慮して選ぶのがおすすめ
普段からカフスボタンを付けている人の場合、数が少なかったり似たようなデザインや色に偏ってしまいがちです。
普段使い用なら少しエッジの効いたデザインや、本人が選ばないような色を選んでみてはいかがでしょうか。
【フォーマル用】50代にカフスボタンをプレゼントするときのポイント
- 結婚式や式典などを想定してシルバーorゴールドに白or黒の装飾を選ぶ
- 華やかなデザインよりはシンプルで品が良いデザインがおすすめ
フォーマルな場ではタキシードや燕尾服を着用しますが、実は適切なカフスボタンの色が決まっています。
詳しくは後述していますが、例えばプレゼントを贈る50代の方に未婚の子供がいるなら、未来の結婚式用としてメッセージカードと共に贈ると喜ばれるかもしれません。
予算が限られているときは、相手を思いやり工夫することが大切なのはカフスボタンを贈るときでも大切な要素です。
50代へカフスボタンをプレゼント!~渡し方の工夫と注意点~
50代の方へカフスボタンをプレゼントするときは、ボタンホールが2つある袖のシャツやメッセージカードなどを合わせて贈るなど渡し方にも少し工夫をすると喜ばれます。
カフスボタンはそれほど大きくないため、プレゼントが貧相だと思われないためにも花束やシャツなども一緒にして見栄えを良くするのがおすすめ。
ちなみに、50代の男性に対して女性が個人的にカフスボタンをプレゼントするときは注意が必要です。
女性が男性にカフスボタンを贈るという行為には「私を抱きしめて」という意味があります。
好意を持って個人的に贈るなら問題ありませんが、そうでない場合なら女性から個人的に50代の男性へカフスボタンをプレゼントするのは控えるべきでしょう。
カフスボタンをプレゼントする意味だけでなく、贈答品として人気があるアイテムで注意が必要な物を詳しく解説している記事があるので、気になる方は購入前にぜひチェックしてみてください。
50代はブランド物のカフスボタンが最適?気になる疑問をまとめてチェック!
年齢やシーンに合わせたカフスボタンの選び方をお伝えしてきましたが、最後にカフスボタンに関連する疑問や注意点をQ&A方式でまとめて解説します。
- 50代におすすめとして紹介されていたブランドが高すぎます。ノーブランドを選ぶのはダメでしょうか?
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50代だからといって、高級ブランドのカフスボタンを無理に選ぶ必要はまったくありません。
ノーブランドでも、シンプルでエレガントな印象を与えてくれるカフスボタンは数多くありますので、予算に合わせて選ぶようにしましょう。
逆も同じで、若い方が高級ブランドのカフスボタンを選んでも大きな問題にはならないので安心してください。
ただしTPOを考えて、周囲から白い目で見られる恐れがあるときは、年齢に応じた選び方をした方が無難です。
- カフスボタンが”正装”になるフォーマルな場とは?具体的なマナーやルールについて教えてください!
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本文中でも軽く触れていますが、お洒落アイテムのカフスボタンを”付けるべき”とされているシーンがいくつかあります。
主にフォーマルな場で、”礼装”や”準礼装”がドレスコードに指定されているときはカフスボタンを付けるのが正しい装いとされています。
●モーニングや燕尾服がドレスコードの場合
- 台座は金か銀
- 装飾部分は白
日中に着用することが多いモーニングや、夜会でも燕尾服を着用するときはカフスボタンのデザインが決まっているので注意が必要です。
同じフォーマルな装いでも、タキシードのときは装飾は黒にするのがマナーとなります。
結婚式のカフスボタンについては、細かい部分まで解説した記事がありますので、マナーに不安がある方は読んでみてください。
- 50代ですが若々しいファッションが好みです。カフスボタンも凝ったデザインを選びたいのですが・・・
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シンプル且つエレガントな印象を与えるデザインを50代にはおすすめしていますが、若々しさを重視する方ならエッジの効いたカフスボタンをファッションに取り入れても問題はありません。
ただし!50代がカフスボタンに遊び心を取り入れるときは以下の2点に注意しましょう。
- シーンに適しているかどうかの分別をしっかりつける(TPOを間違わない)
- 色やデザインがスーツやネクタイと合っているかどうか(トータルバランスでカフスボタンを選ぶ)
50代は会社における服装の規範となる立場が多いため、遊び心のあるコーデから重厚で一分の隙も無しっかりコーデまでシーンに合わせてカフスボタンを付け替えるのがおすすめです。
ハイブランドのカフスボタンを普段使いできる50代を目指そう!
ネクタイや靴などのスーツ小物と違い、カフスボタンは付けなくても深刻なマナー違反になることはありません。
そんな付けても付けなくても良いアイテムに、ハイブランドをさりげなく使うと大人の余裕を感じさせるスーツコーデになるのでおすすめです!
- 50代はシンプル&エレガントを意識してカフスボタンを選ぼう
- 低予算で50代にカフスボタンを贈るときは用途や目的を明確にして選ぶのがポイント
- 女性が個人的にカフスボタンを贈るときは隠された意味に注意しよう
50代だからと若い印象のカフスボタンを選べない訳ではなく、TPOで付け替えるためにさまざまな種類を揃えておくのも良いでしょう。
今までカフスボタンを付けたことが無い・・という方は、今回お伝えした注意点やポイントを踏まえつつ、予算が許す範囲でお洒落なカフスボタンを選んでスーツコーデを楽しんでみてください。