ビジネスカジュアルで40代に最適なメンズコーデ術を解説！NGセレクトなど注意点も紹介！

職場や取引先でビジネスカジュアルが推奨されている場合、どんな服装を着用するべきか悩むものです。

特に40代や50代など会社でも要職や管理職を任される年代なら、センスや品格が問われるだけでなく周囲や取引先への印象に直結するため慎重に服装を選びたいところ。

いつものスーツを着用してネクタイを外すだけでもビジネスカジュアルの服装としては成立しますが、せっかくなら年齢や立場を意識したおしゃれなメンズコーデで周囲に「おっ！」と思わせたいですよね。

そこで今回は、40代のメンズ向けにビジネスカジュアルのコーデやポイントを紹介します。

ビジネスカジュアルの基本的な服装マナーや服装選びで失敗しがちなNGパターンなども合わせて解説していますので、この機会にぜひチェックして参考に役立ててください。

40代メンズのビジネスカジュアル！まずは基本を確認しておこう

40代メンズにおすすめなコーデや服装選びのポイントを解説する前に、まずはビジネスカジュアルの基本を確認しておきましょう。

ビジネスカジュアルの定義は「ビジネスシーンで着用しても失礼にならない程度にカジュアルダウンした服装」です。

もう少し簡単に言い換えると【社外の人】に対して、失礼にならない・不快感を与えないことを前提としたラフな服装がビジネスカジュアルということになります。

定義があるにも関わらずビジネスカジュアルの服装選びを難しくしている原因は、勤めている会社の方針や個人の置かれている状況によって適切な服装が大きく異なるためです。

ビジネスカジュアルの服装選びをする前に、以下のポイントをチェックしておきましょう。

”ビジネスシーン”がどのようなシチュエーションになるのかは、個人の立場や職種によって大きく異なります。

接客や大事なクライアントと応対することが多い人なら、ビジネスカジュアルと言えども誠実で真面目な印象を大事にしたいのでラフすぎる服装は控えるべきです。

自分にとってのビジネスシーンを想定し、どの程度までならカジュアルダウンしても失礼にならないかを考えて服装を選ぶのが基本となります。

特に40代や50代は、責任ある立場を任されることや自身が経営者だったりするので、ビジネスシーンで”どんな相手”と接するかは服装選びに大きく影響します。

ビジネスカジュアルの基本的な考え方や服装基準をもっと知りたい！という方は、過去記事で詳しく取り上げていますので目を通して参考にしてみてください。

40代メンズのビジネスカジュアルにおすすめなコーデと着こなしとは

それでは早速、40代メンズ向けのビジネスカジュアルにおけるポイントやコーデを紹介していきましょう。

前項でも触れましたが、40代や50代は【責任のある立場】を任される年代でもあるため、ビジネスカジュアルの服装選びでは”品格”や”センス”を意識したコーデが求められます。

特にビジネスシーンで役職の高い人や経営者と接する機会が多いなら、単に失礼ではない服装をするだけでなく、服のブランドや高級感などにも気を配る必要があります。

また、社外へのケアだけでなく”社内への影響”も考慮してビジネスカジュアルの服装を選ぶ必要があるのも40代メンズの特徴です。

部下や後輩など同じ会社に勤める下の年代にとって、上司や先輩にあたる40代や50代が着ている服装がお手本や服装の判断基準となります。

センスや個性を強く意識しすぎて、40代の人が思い切ったコーデやカジュアルダウンしすぎた服装を選んでしまうと、他の社員が「なるほど、結構ラフな服装でいいんだな！」と認識してしまう恐れがあるので注意しましょう。

服装に関して注意される立場ではなく、40代以上の場合は【注意する側】であることが多いため、ビジネスカジュアルの服装選びは他の年代に比べて自由度が高くなります。

自分の好みやセンスを重視したビジネスカジュアルコーデもある程度許される立場だけに、どんな服装を選ぶかで職場全体の服装ルールが緩くなるか厳しくなるかに影響を及ぼすのです。

そのため、40代以上のビジネスカジュアルは部下や後輩への影響と自分の好みをバランスよく考える必要があります。

40代メンズのビジネスカジュアル着こなし術①服の品質にこだわる

社内や部署内におけるビジネスカジュアルの服装基準を緩めたくないという場合は、基本的にメンズビジネスコーデの王道「ジャッケット&パンツ」（以下ジャケパン表記）スタイルが無難です。

ポロシャツをインナーにしたジャケパンスタイルや、季節によってはYシャツにスラックスなどシンプルなビジネスカジュアルは年代を問わず間違いが起こらないコーデです。

年代を選ばないシンプルなコーデだからこそ、40代や50代のビジネスマンは良質な服を選ぶのがポイントとなります。

コーデ自体がシンプルだからこそ、40代や50代のメンズコーデではハイブランドをさりげなく取り入れたり、服の仕立てや使われている素材にこだわるのがポイントになります。

もちろん安価な服でも清潔感のある着こなしなら問題はありませんが、あまりにも地位や立場に見合わない服を選ぶのは避けた方が無難です。

若い世代のビジネスマンなら、大量生産の安価な服でも良いかもしれませんが、重役や経営者ならブランドや良質な素材にこだわった服がおすすめ。

当店GINZA SAKAEYAのHPなら、最高級スーツブランド「ゼニア」の生地を使用した高級感のあるビジネスカジュアルに最適なアイテムを購入することが可能です。

王道のジャケパンスタイルはもちろん、ポロシャツやチノパンなど40代や50代の方におすすめなアイテムを多数揃えていますので、ハイブランドをビジネスカジュアルに取り入れることを検討している方は是非とも目を通してみてください！

40代メンズのビジネスカジュアル着こなし術②普段は着ない色や柄を取り入れてみる

40代や50代のビジネスカジュアルコーデでは、普段は意図的に避けてしまいがちな色や柄にチャレンジしてみる着こなしもおすすめです。

一般的にビジネスシーンの服装で黒は避けられがちですが、40代や50代のビジネスカジュアルでは落ち着いた大人の印象を与えてくれる挿し色として有効な色だといえます。

普段のスーツスタイルでは気恥ずかしさや目立つからという理由で着れなかったストライプの服なども、ビジネスカジュアルならチャレンジしやすくなります。

ジャケパンスタイルをベースとしたコーデなら、相手に対して失礼な印象を与える心配は少なくなるため、色や柄などに遊び心を加えやすくなるのです。

真っ赤なジャケットやサイケデリックな柄など、極端な色柄はダメですが「少し派手かな・・」と思うくらいの方が、年齢を感じさせない若々しい印象になりやすいので是非トライしてみましょう。

40代メンズのビジネスカジュアルは体型や役職で選ぶ服が変わる！

40代がビジネスカジュアルのメンズコーデで目指すイメージ像は、大まかに分類すると以下のどちらかになるはずです。

20代や30代など若い世代のビジネスカジュアルでも、しっかりと目指すべきイメージを持って服装選びをするのは大切です。

しかし40代の場合は「若々しいメンズコーデ」と「落ち着いた大人のメンズコーデ」という両極端なイメージになりやすいため、自分がどちらを目指すのかを明確にしておくことが重要なポイントになってきます。

また、目指すべきコーデのイメージが固まったとしても40代メンズの場合は

• 顔の印象（童顔や老け顔など）
• 体型（細身なのか太っているか）
• 会社での立場（役職の違い）

上記のように、見た目や会社での立場などに大きな個人差が生じやすいため、雑誌やサイトで紹介されているコーデをそのまま実践しにくい年代でもあるのです。

自分の見た目や役職に最適な服選びに万人共通の正解はありませんが、タイプ別に似合う服やコーデを紹介するので参考にしながら「自分に合う服の系統やコーデ」を探してみましょう。

40代メンズのビジネスカジュアル①童顔な40代の場合

40代でも童顔だと言われる人の場合は、目指すコーデのイメージに関わらず「しっかり目」の服と着こなしを意識するのがおすすめです。

童顔な40代は見た目だけで若々しい印象を持ってもらえるというメリットがある反面、ビジネスカジュアルで少し着崩したコーデや目立つ色や柄の服を選ぶだけで「だらしない」や「年齢の割に常識が無い」と思われやすいというデメリットもあります。

そのため、自分の顔立ちが童顔だという自覚がある40代メンズがビジネスカジュアルで服を選ぶ際は

どちらかと言えば地味で大人っぽい服やコーデがおすすめです。

逆に顔立ちが少し怖い40代メンズや老け顔と言われることが多い場合は、少し明るめな色の服やコーデで若々しさと清涼感を意識した明るい印象を目指すのが良いでしょう。

40代のメンズビジネスカジュアル②体型が気になる40代の場合

雑誌やサイトで40代メンズ向けに紹介されているコーデや服を見ても、そのまま真似をしようと思えない原因の1つが体型の問題です。

40代メンズは体型が崩れ始める年代でもあるため、体型が気になっている人がモデル体型と同じ服をおすすめされてもピンと来ないですよね。

お腹のお肉が気になる40代メンズのビジネスカジュアルは、雑誌やサイトで紹介されがちな身体のラインが出やすい服やコーデは避けた方が無難です。

伸縮性のある素材などが使われた動きやすい服を選び、色合いや柄を上手に組み合わせてスマートな印象を演出するのがおすすめです。

着丈や袖・裾など「着こなしの印象」に関連する要所は締めつつ、着幅やお腹周りには若干の余裕を持たせた服を選ぶようにしましょう。

サイズ感・高級感の両方を兼ね備えた服を選ぶなら、既製服ではなくオーダーメイドでニットやスーツを仕立てるという選択肢もあります。（青文字から当店GINZA SAKAEYAの商品サイトをご覧いただけます）

ちなみに、痩せ型でスマートな体型を維持している40代メンズなら、身体やスーツの美しいラインを意識したジャストサイズの服やコーデがおすすめです。

明確なイメージ×正確な自分の理解＝40代メンズのビジネスカジュアル

他の年代に比べて40代のビジネスマンは、同じ年代でも会社での立場や外見に大きな個人差が生じやすい年代です。

40代が自分に最適なメンズコーデを見つけるためには

• 自分がビジネスカジュアルでどんな服装を目指すのか明確なイメージを持つ
• 客観的な視点で自分を評価して（見た目の印象や社会的地位）イメージに沿って服を選ぶ

この順番と考え方が重要なポイントとなります。

若見えを目指すのか、落ち着いた大人コーデを目指すのかを最初に明確化して、周囲から自分がどう見えるのかを客観視できれば、自ずと「自分に似合う服」が判るようになってくるはずです。

自分がビジネスカジュアルでどんなイメージを目指すのかさえ決まっていれば、最初のうちは家族やショップ店員からアドバイスを受けながら服を選ぶのも良いでしょう。

40代メンズ必見！ビジネスカジュアルでやりがちな失敗例

40代メンズのビジネスカジュアルでは、明確なイメージを持った上で「自分に合う服」を選ぶことが重要だとお伝えしました。

しかし、イメージが曖昧だったり自分に合う服を見つけられないまま服選びをしてしまうと、思わぬ失敗に繋がってしまうことも。

40代メンズがビジネスカジュアルでやってしまいがちな失敗例をQ&A方式でまとめましたので、読み進めながら自分がやっていないかチェックしてみましょう！

ファッショントレンドを取り入れて若いアピールをしたいと思っています！

ビジネスカジュアルにトレンドを取り入れること自体は問題ありませんが、オーバーサイズなど「着こなしに直結する流行」は避ける必要があります。

流行色を取り入れる、トレンドのスーツラインを意識したコーデをする40代メンズは一目置かれる可能性はありますが、トレンドを追い過ぎて「40代らしからぬ服装」にならないように注意しましょう。

サイトやファッション雑誌で紹介されているコーデをそのまま真似すればOKですよね？

サイトや雑誌で40代のメンズ向けに紹介されているビジネスカジュアルのコーデ例などは参考になります。

しかし本文中でも触れていますが、モデルの体型や顔の系統と自分が大きく異なる場合は着用イメージが変わってしまう可能性があるので注意が必要です。

もちろん、顔や体型がモデルに近いときはコーデ例をそのまま真似をするのも良いでしょう。

そうでない場合は、コーデの色使いやアイテムの組合せを参考にしつつ、自分が目指す着用イメージや体型に合った服でアレンジするのがおすすめです。

ビジネスカジュアルだとおじさんくさい”老けコーデ”になってしまいます・・・

通常のスーツスタイルよりもビジネスカジュアルの方が老けコーデに見えてしまう人は、サイズ感と選んでいる服の色使いを一度見直してみましょう。

• カジュアルダウンを意識しすぎてオーバーサイズ気味になっている
• ノーネクタイで白いYシャツを着用するコーデが多い
• 若々しい服装を意識するあまり明るめの服を選び過ぎている

少しでもラクな着心地にしたいとオーバーサイズ気味の服を選んでしまうと、だらしない印象や野暮ったい老け見えコーデになりがちです。

記事内でも紹介した”膨張色”の使い過ぎにも注意が必要で、普段ならネクタイのおかげでバランスが取れているコーデでも、ノーネクタイで白いYシャツを着てしまうとポッコリお腹が目立ってしまいます。

若々しい服装をイメージしすぎて明るい色合いでコーデしすぎて膨張色が増えすぎても同じように体型が目立ってしまい、かえっておじさんくさい印象になることも。

老けコーデになってしまいがちな40代メンズは、収縮色を意識したコーデにしたり服をオーダーメイドで仕立てて着心地とサイズ感をケアしつつ、高級感のある服装を検討してみるのもおすすめです。

40代メンズこそビジネスカジュアルで自分に似合う服やコーデを楽しもう！

40代や50代、または若くして経営者などになっている人などは、若い世代に比べてビジネスカジュアルの服装を比較的自由に選ぶことができます。

ビジネスシーンで着用して失礼にならない服装という前提はありますが、積極的に自分の好みやセンスを反映したコーデにチャレンジしながらビジネスカジュアルを楽しみましょう！

ビジネスカジュアルは服装の選択肢や自由度が高いオフィスカジュアルに比べて、コーデの選択肢は少なく似たような服装になってしまいがちです。

コーデの幅が狭い分、服の品質や素材などで個性やセンスの差がでますので、40代以上の方やエグゼクティブ層の方はブランド選びにもこだわってみてください。

世界中のエグゼクティブ層から支持されている高級スーツブランド”ゼニア”もカジュアルウェアを多く展開していて、ゼニア公認店舗である当店GINZA SAKAEYAもゼニア生地を使用した最高級のカジュアルウェアを数多く取り扱っています。

ワンランク上のビジネスカジュアルを目指す方は、ぜひ検討してみてください！

また、40代のオフィスカジュアルについて詳しく解説した過去記事もありますので、よりカジュアルダウンした服装やコーデに興味がある40代や50代の方におすすめとなっています。