こんにちは、店長の前田です!
(。・ω・)ノ゙ コンニチハ
イギリスとイタリアの毛織物の歴史、
さらには製造される生地の違いなどをお話ししたので、
今度はイギリス、イタリアのスーツの生い立ちを
追っかけていってみましょう。
ヨロシク<(_ _*)X(*_ _)>ヨロシク
スーツの歴史、そのルーツをたどると、
19世紀のイギリスに行き着きます。
現在のスーツはフォーマルな装いの代表ですが、
誕生当初のスーツというのは、
イギリスでは”ラウンジスーツ”と呼ばれ
部屋でくつろぐときに着る衣服、
またはレジャー用として用いられていたんですね。
じつはその時点ですでに
ディナータイムなどで着られる燕尾服は存在していて、
それがどうも堅苦しいと。
(こんな感じだったのでしょう。)
そのため、ラウンジでもっとラクに着られるものを……という声が上がり、
燕尾服の裾(燕尾部分)を切り落とした
スーツの元祖ともいうべきラウンジスーツが登場しました。
( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
デザイン的な話で、もうひとつ。
あの独特のスーツの襟は、
軍服の立ち襟から変化したものという説が有力です。
上襟を折り返したデザインの狩猟用コートが
ビクトリア王朝時代のイギリスで流行し、
それを基に現在のスーツの雛形が確立されたのです。
<(  ̄ ≧ ̄)> エッヘン!!
この当時、
イリギスはアメリカを植民地としていましたが、
その影響でイギリスからアメリカへ
スーツの文化も伝わっていくことになります。
イギリスで普及したラウンジスーツは
アメリカでは”サックスーツ”と呼ばれ、
19世紀末から20世紀初頭にかけて
アメリカのビジネスマンが仕事着として着用することで、
世界的に普及したと言われているんですね。
(´- `)フッ(´ー `)フフッ(´ー+`)キラッ
ちなみに、現在はビジネスマンが着るスーツといえば
シングルがポピュラーですが、
最初にイギリスの貴族紳士たちが
嗜みとして着ていた正統派スーツというのは、
ジャケット、ベスト、パンツからなるスリーピーススーツでした。
現在主流のシングルのスーツや
ダブルのスーツというのは、
正統派スーツを簡略化したもので、
その着用様式も同様に、簡略化されているんですねぇ。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー