こんにちは、店長の前田です!
(。・ω・)ノ゙ コンニチハ
えー、昨日に続きまして、
イタリアのフィレンツェで仕立てられる
スーツの特徴に関してまとめていきます。
(・o・)ノ ハーイ!!
フィレンツェで仕立てられる
“サルトリア・フィオレンティーナ”は、
1930年代にイタリアで確立された
イタリアンスタイルの原点ともいわれているんですね。
そんなフィレンツェ流仕立ての特徴といえば、
立体的で美しく仕上げられたフロント部分、
これが特に目を引くところだといえるでしょう。
( ゚ー゚)( 。_。)ウン♪
下襟は低い位置から急角度に上り、
イタリアのスーツらしくゴージは高めで
ラペル部分は幅広にとられ、
上襟は首に吸いつくように隙のない弧を描きます。
そして、
忘れてならないのが、ダーツの処理。
(〟-_・)ン,ダーツ?
ダーツというのは、
布の一部をつまんで縫い合わせている部分のことで、
胸部を立体的な仕上げにして
シルエットをきれいに見せるために
通常は前身ごろの胸部から腰ポケットにかけて入れられます。
それがフィレンツェ流仕立ての場合は、
フロント部分ではなくサイドに入れられているんですね。
この処理により、柄ズレが解消され、
正面から見たときに余計な縫い目がなくなり
すっきりとしたフロントラインになるわけです。
( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
あと、これはちょっとマニアックな話になりますが、
ダーツをサイドにすることで、
前身ごろと後ろ身ごろのあいだに入る
“細腹(さいばら)”というパーツがいらなくなるので、
そのぶんで生地のドレープ感を生かし、
より身体にフィットさせることができるのです。
w( ̄o ̄)w オオー!
それに加えて、
腕を動かしやすいようにする前肩処理、
肩のラインをあえて背中側に落とし込むようにした
“セットバックショルダー”などもフィレンツェ流仕立てらしさ。
これらの独特な仕立てにより
全体が曲線の連続で紡がれ、
やわらかさが特徴のナポリ仕立てとはまた違った
グラマラスなフォルムをつくり出しているのです。
┏| ̄^ ̄* |┛グラマラス!!